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【KISSA BOOKS重版情報】3刷出来『おもいででいっぱいになったら』はしもとみお(著)

2月22日の猫の日に、3刷が重版出来です!
彫刻家はしもとみおさんの原点とも言える著作。
猫のトム君とクスノキにぶら下がる神様(ミノムシ)
との10年間を綴ったお話。愛ある美しい絵本です。

彫刻家はしもとみおは兵庫県で生まれ育ち、中学生のときに阪神淡路大震災に遭いました。このことが大きなきっかけとなり、動物たちの生きた証を、彫刻によって残す、彫刻家という道を選びました。

震災の後に、家の前のクスノキにぶら下がるミノムシを見て、”神様”だと思ったことから、この物語は始まります。そして、主人公の猫のトム君は、当時実家で一緒に暮らしていたオスの猫です。

今年は、阪神淡路大震災より、30年という節目の年になります。多くの方にとって忘れられない出来事だと思いますが、絵本を通じて、震災についても考えるきっかけになれたら幸いです。

また、KISSA BOOKS では、昨年2024より、「はしもとみお巡回展 いきもたちの物語 2024-2025」を開催しています。巡回展の最終巡回場所となる、八戸ブックセンターにて3月1日(土)〜5月11日(日)の期間で開催します。

八戸ブックセンターでは、はしもとみおさんの本や物語になった彫刻の展示と共に『おもいででいっぱいになったら』の原画の展示も行います。他にも、『トゲトゲ』(KISSA BOOKS)の原画や、『きみがいるから』(マイクロマガジン社)の原画展示など、盛りだくさんです。ぜひこの機会に八戸に訪れてください。

はしもとみお

彫刻家。

三重県の古い倉庫にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿を木彫りにする。材料は クスノキ。この世界に生きている、または生 きていた動物たちをモデルにし、その子にもう一度出逢えるような彫刻を目指している。全国各地の美術館で個展を開催中。

主な著書に『トゲトゲ』『おもいででいっぱいになったら』(KISSA BOOKS)、『はじめての木彫りどうぶつ手習帖』(雷鳥社)、『はしもとみおの木彫り教室 暮らしによりそうどうぶつたち』(KADOKAWA)、『はしもとみお 猫を彫る』(辰巳出版)などがある。

■ギャラリー展「はしもとみお巡回展 いきものたちの物語 2024-2025」

期間:令和6年3月1日(土)〜5月11日(日)

場所:八戸ブックセンター ギャラリー

入場料:無料

主催:八戸ブックセンター、KISSA BOOKS

『おもいででいっぱいになったら』はしもとみお 絵と文

出版社 ‏ : ‎ KISSA BOOKS
発行日 ‏ : ‎ 2022/11/11初版  2025/2/223刷
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 32ページ
ISBN: ‎ 978-4910943008