説明
ウラオモテヤマネコ
井上奈奈(著/文)
世界で最も美しい本コンクール銀賞受賞作家が描いたネコが主役の名作絵本。
『ウラオモテヤマネコ』が装い新たにKISSA BOOKSより復刊。
ウラオモテヤマネコの口癖は「まぁ裏の世界からみれば 裏が表で表は裏なのだけれど」
空の宇宙。
風の宇宙。
光の宇宙。
少女とネコはさまざまな宇宙を旅します。
うつくしさ。永遠。孤独。
描かれているのは、世界。
何万年も姿形を変えずに生き続ける、宇宙の片隅に暮らすウラオモテヤマネコ。彼の仕事は、裏の世界と表の世界を旅すること。口癖は「まぁ裏の世界から見れば 裏が表で表は裏なのだけれど」。ウラオモテヤマネコが誘う、裏の世界。移ろいゆく世界の中で、変わらず心に残り続ける「美しさ」とは何かを静かに問いかける、井上奈奈の美しくも哲学的な物語。
ザラザラとした表紙の紙も猫のような触り心地で愛おしいです。
絶滅が危惧されるイリオモテヤマネコの事を想って作られた絵本です。この機会にぜひ手に取っていただき、そのことも考えていただけると嬉しいです。
【限定特典】
期間限定で特別に女の子からウラオモテヤマネコへ向けたお返事の封筒付きお手紙をお付けします。書店で購入される際は、特典が付かないことがありますので、ご注意ください。※数に限りがございます。無くなり次第終了となる場合があります。
本文はCMYK+特色金を使った5色印刷。
タイトルは活版印刷。
ネコのお腹の部分はくり抜き加工が施され、見返しに刷られた煌めく星を見ることが出来ます。
本作品は、2015年、イリオモテヤマネコ発見50周年を記念して堀之内出版より刊行されたものを2023年に装丁を新たに KISSA BOOKS より復刊しました。
KISSA BOOKSは2022年に出版社として立上げ、井上奈奈さんは KISSA BOOKSのロゴマークも手掛けています。
書評
・FUDGE -ファッジ- 2023年 4月号 PICK UP NEW BOOKSコーナーにてご紹介いただきました。
・LEE 2023年10月号 「新世代作家」の絵本の世界 ページででご紹介いただきました。
レビュー
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